NAMIKOSHI Shiatsu Europa

イタリア浪越指圧ボランティア活動団体

このたびイタリアのローマにセミナーのために5月の初めに行く機会がありました。
イタリアは、なぜだろうと一瞬思ってしまうほど指圧が大変盛んな国です。イタリアの指圧は、何やかやで50年の歴史があります。

増永系、浪越系、ミックス系、何が何だかわからない系、何しろ小さな寺子屋形式の指圧を教える団体がいっぱいあります。指圧の連合((会員数2000人)も何団体かあり、私も2年に一回ぐらいの割合で招待されます。それだけ指圧に従事するする人がいるということは、イタリアのたくさんの人たちが、指圧を受けているということです。

イタリアで浪越系の指圧団体として頑張っているグループの一つに、アルベルト・ポリドリ先生を長とする団体があります。アルベルト先生と私の付き合いも1990年からですから27年のお付き合いになります。これまで、何回もお互いイタリア、スペインを訪問しあい、指圧のセミナーの交換をし続けてきました。

アルベルト先生は、普段は自分の治療室で患者さんを指圧をしていますが、水曜日と金曜日の午後は、政府から借り受けたサロンで、身体障碍者を対象に指圧治療のボランティアをしています。お弟子さんや生徒さん、またはそのボランティアに賛同した指圧師が集まり、無料の指圧を行っています。その週2日の治療を楽しみにしている患者さんでサロンはいつもあふれかえっているそうです。

先月、久しぶりに、その地を訪れました。実際セミナーの前日の金曜日に訪問するとボランティアの指圧師が治療をしていました。幸せそうな顔の患者さんを見ていると、指圧の奥行きの深さに改めて感動しました。

今年でこのボランティアの指圧治療も21年目に突入したそうです。いつまでも続けてほしい、とは言いながらアルベルト先生も67歳になりました。後身の育成に今心血を注いでいますが、継続の難しさは、誰もが感じていることです。今回は唯々、拍手を送ることしかできませんでしたが、この姿勢を見習わなくちゃと、あらためて感じたのは至極当たり前のことでした。

最後に浪越の伝統である集合写真を撮り、この地を後にしました。明日から始まるセミナーのため、夕飯を簡単に済ませてホテルに戻り、セミナーのシュミレーションを行い、明日に備えて消灯です。

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