NAMIKOSHI Shiatsu Europa

ヨーロッパ指圧浪越日本研修ツアー 2016年10月

ヨーロッパ指圧浪越のメンバー72名が東京の小石川にある日本指圧専門学校で開催された2日間の指圧セミナーを受講しました。

日本指圧専門学校は指圧の本山です。本山で、ヨーロッパ、及び世界のどこかで、指圧を習っている学生さん、または指圧師の外人は一度は、日本を訪問して指圧の本山でセミナーを受けたい、そして肌で、京都、奈良に赴き、日本の心を味わいたいと思うのは至極当たり前のことです。

2000年にヨーロッパ勢200人を引き連れて日本に来たことがありますが、今回は、2005年に続き、2016年10月31日、11月1日の2日間の講習会が日本指圧専門学校の道場で実現しました。

内訳は、スペイン31名、スイス6名、メキシコ1名、アルゼンチン6名、イタリア28名、計72名のヨーロッパ指圧浪越のメンバーが、はせ参じ受講しました。

日本の場合は存じませんが、ヨーロッパは、スマートフォン症候群、半健康症候群といった、西洋医学ではお手上げな、現代病が蔓延しています。精密機器(コンピューター、スマートフォンetc)を超時間使用することによって引き起こすであろう自律神経失調症による様々な症状が現代人(ヨーロッパ人)を悩ましています。この精神と肉体のアンバランスを起因とする症状が、人間の体を想像以上に蝕んでいます。

この現代のヨーロッパに、誰もが想像しなかった近くて、目の前にあり、相当な数の人が苦しんでいる、不定愁訴のオンパレード(肩こり、不眠症、めまい、うつ病etc)が、現代人を悩ましているのです。

この至極簡単に解決できそうな症状を対処する、西洋医学のメソッドがあるかというとヨーロッパのお医者さんは実はもうお手上げなのです。

少なくても西洋医学の本場であるヨーロッパではまさにギブアップ状態が真実のようです。

反対に超精密器具を用いたオペなどは、確かに前に前に、これでもかこれでもかと進んでいます。

遺伝子を研究して病気の元を取り除くという研究は画期的なことです。しかし現代医学の進歩ほど人間の体は、実は進歩していないのが本当であり、またいくら精密機械が日進月歩で、のしてきても実は、人間が手で接触する手当てを実は人間が望んでいたりして、まさに超複雑な人間様の病気を治すということは大変なことなのです。

医学が進歩して長寿の世の中になっても、自殺者が年3万人の日本の現実があります。禁煙キャンペーンをして肺癌が減ったかというと、厚生省はだんまりです。

国民の2人に1人が癌に侵されているのがまさに現代の日本です、と厚生省が発表しましたが、これなどは、西洋医学の敗北を宣言したものと判断してもおかしくありません。

その舶来の医学を素晴らしいの一言で明治政府は、長年、日本を支えてきた歴史ある漢方医学、すなわち東洋医学をいとも簡単に捨て去ったのでした。西洋医学がこれからの医学であり、東洋医学は、下の下と一刀両断に切り捨てたのが日本なのです。

あの時、あの時代に西洋医学と東洋医学の良い所をうまくミックスさせて、導入させる力量のありそして見識のある医者が、政治家たちを動かしたら、この決断の時代の歴史が、未来に輝いたのでしょうが、それほどの見識のある医者は残念なことに当時いなかったか、いても時代の流れに逆らえきれなかったのでしょう。

今現代の混とんとした状況にヨーロッパは素直に反応して、医学の原点である手当てに希望を求めたとしても何ら違和感がありません。

結論を言います。ヨーロッパは、東洋医学(指圧,鍼灸、漢方)が再び、極光を浴びています。時代が求めているといってもいいかもしれません。

現に、国立のスペインの病院のいくつかは第4ステージの癌患者さんに霊気療法を取り入れています。

スイスでは、手技療法(カイロプラクティック,オステオパシー、指圧)が代替療法として法制化されて国家試験を受けてライセンスを取得したものが、国の保険が適用されて、医療類似行為として正式に認められました。

オランダでは、民間の医療保険に指圧が含まれるようになって10年が経過しました。

神秘な気の世界からエビデンス医療として指圧がヨーロッパに根付きつつあります。ヨーロッパ50年の指圧の歴史が今やっと第一収穫期を迎えたのかもしれません。こんな絶好の機会に、ヨーロッパの指圧師が日本指圧専門学校のセミナーに来ました。

2日間のセミナーの午前の部は、日本側の生徒とヨーロッパの指圧師の先生が号令に合わせて浪越基本指圧の受け合いをしました。

たとえ言葉が通じなくても、親指での会話ができることは、指圧の醍醐味です。特に日本の学生さんは、体の違いを感じ取ったと思います。感謝の気持ちは、万国共通です。スマイルも万国共通です。この辺が、指圧の良い所です。

午後は、イタリア語組2クラス、スペイン語組1クラスが計3か所の道場で、症状別の治療を習いました。

あっという間の2日間でした。セミナー終了後は、グループ別に日本の観光旅行に出発しました。日光、箱根、京都、奈良、エンジョイしたようです。

帰国後の報告には、友達、家族を含めると役120人程度の参加者全員、無事帰国との各グループからの報告が入りました。

東京オリンピックが近づくにつれて、たくさんの外人が日本に旅行に行きます。指圧を習いに来るかもしれません。いや必ず来ます。この日本の伝統医療をどう外人に伝えるか、そして日本の指圧をどう盛り上げるかが、これからの課題になりそうです。

これからも日本の指圧界との連携を大事にして、どのようにSHIATSUを世界に発信してていけるのかを考えていきたいと思います。

ヨーロッパ指圧浪越代表 小野田茂

ヨーロッパ指圧浪越日本研修ツアー

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